JR鶴見駅西口フーガ1「西友鶴見店」 3フロアをリニューアル 大型ショップ含むテナント誘致へ 10月下旬のオープン目指す
3、4、5階の衣料品など終了
JR鶴見駅西口駅前の商業ビル・フーガ1の西友鶴見店=横浜市鶴見区豊岡町2−1=が、大規模リニューアルに向けて準備を進めていることがわかった。
西友によると3・4・5階の衣料品カテゴリなどを終了し、新たに大型ショップを含むテナントを誘致する。リニューアルオープンは10月下旬ごろを目指しているという。
「No.1スーパーめざす」改革の一環
1985年10月にオープンした西友鶴見店。
この間、フーガ1の地下1階、地上5階のフロアで、スーパーマーケットから薬などの日用品、衣料品や生活雑貨、小物家電まで、衣食住のさまざまな商品を取り扱う総合スーパー(GMS)として運営されてきた。
今回のリニューアルは、総合スーパー脱却を掲げ、「No.1食品スーパーマーケットをめざす」として西友が進めるGMS改革の一環。
近年、西友はこの方針に合わせ、全国各地の店舗で順次、自社の食品スーパー(SM)とテナントという複合型店舗に転換している。
一部テナント移転も地下1階から2階はほぼ変わらず
西友鶴見店では、3階「婦人ファッション」、4階「紳士ファッションと子供ベビー」、5階「暮らし」の3フロアをリニューアルする。
もともとテナントとして入居していた3階の「ワコールショップ バンビ」と4階の「Men’s CASUAL OHTANI」は2階に移転。3階の「ベネッセ英語教室」は移転せず営業継続が決まっているという。
そのほかのフロアでは、2021年7月に改装が完了した地下1階の食品スーパーと1階は変わらずだが、2階は移転する店舗があることから、一部レイアウト変更などが行われる予定だ。
誘致予定のテナントについて西友の担当者は、現在交渉中で店舗数などは明かせないとしたうえで、「衣料品などをなくすなかでも、ワンストップショッピングができるよう、食品との相乗効果なども考えてカテゴリを選んでいる」と話す。
売りつくしセールは7月中旬ごろまで
開催中の改装前の売りつくしセールは7月中旬ごろまで実施予定。その後、工事期間を経て、リニューアルオープンは10月下旬ごろを目指す。