鶴見区内のペットの飼い主や動物病院、関連事業者、地域防災拠点運営者などを対象とした「鶴見区発災時のペット対策勉強会」が、6月23日㈰13時30分〜15時30分まで、鶴見区役所6階会議室で行われる。

 主催する鶴見福祉保健センター生活衛生課環境衛生係が現在参加者を募集している。

被災動物に詳しい九州医科大・加藤教授に聞く

 過去の被災地で生じてきた発災時のペットにまつわる課題を知り、対策や目指すべき方向性を考える全3回の勉強会。地震などの災害発生時、飼い主や関連事業者などで助け合う「共助」のネットワークづくりについても議論する。

 第1回目となる23日の講師は、「熊本地震における被災動物対応記録集」(環境省発行)の編集委員を務め、都市部の取組として江ケ崎町のペット同行避難訓練を視察したこともあるという九州医療科学大学臨床心理学部の加藤謙介教授。

 熊本地震や元日に発生した能登半島地震の事例を踏まえ、「『被災』から学ぶ「みんなとペットの災害対策」について聞く。

 また、講演後には、共助のネットワークづくりについて、意見交換のグループワークもある。

講師を務める九州医療科学大学の加藤謙介教授

参加募集中、先着60人まで

 参加費は無料。定員は先着60人。対象は鶴見区在住・在勤・在学の方、鶴見区内の動物病院やペット事業関係者、地域防災拠点運営委員など。

 参加希望者は6月17日㈪までに電子申請(こちら)または鶴見福祉保健センター生活衛生課045−510−1845へ申し込む(定員に達し次第終了)。

 なお、ペット同伴での参加は不可となっている。イベント詳細、昨年度実施事業などについては区ホームページ(こちら)参照。


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