川や海など水辺のレジャー機会が増える本格的な夏を前に、JR鶴見駅東口すぐのフィットネスクラブ・ティップネス鶴見店=横浜市鶴見区鶴見中央1−3−4鶴見えんため館4〜7F=で5月30日㈭、子ども向けの「着衣水泳体験会」が行われる。

 開催するティップネス・キッズ鶴見店では現在、参加者を募集している。時間は16時30分〜18時(入館16時〜)。

実際に洋服を着て水の中で動く。いざというときに役立つ体験だ(写真は過去の様子=提供)

泳げても着衣泳は困難

 着衣水泳は、水着ではなく、通常の衣服を着た状態で泳ぐというもの。水辺で遊ぶ機会が増えるこれからの季節、衣服のまま落水して水難事故につながるケースも少なくない。

 体験会は、「地域から水難事故を0(ゼロ)に」という思いから同店が地域活動の一環として企画。

 ティップネス・キッズ鶴見店によると、「泳げる子どもでも衣服を着用した状態では、水中で泳ぐことも歩くことも困難になる」とし、その難しさを体験することで水難事故防止につなげたいとしている。

クイズなどを交え、楽しく学ぶ体験会(写真は過去の様子=提供)

心構えから水中での動きなど体感

 当日は、いざというときに慌てない心構えの練習や、救助を待つための浮く姿勢、着衣泳などを学ぶのほか、浮き具として利用できるものの解説もある。

 参加対象は青9級以上・小学生以上の同店会員、会員外の場合は小学3年生以上でクロール息継ぎ習得者。

 参加費は無料。定員は先着50人。持ち物は水泳道具(水着、キャップ、ゴーグル、タオル)一式と、着衣泳用のTシャツ、ズボン(形状は自由、但し柔軟剤を使用していないもの)、濡れた服を入れる袋等。

 保護者はプールサイドで観覧可。申し込みは、ティップネス・キッズ鶴見店の店頭または℡045−508−2081。

■参考=ティップネス・キッズ鶴見店ホームページ

救助を待つための浮く状態の体感も(写真は過去の様子=提供)


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