夏休み「“ふくし”の体験を」 多文化、手話、視覚障がい 小学生から大人まで参加募集【鶴見区ボランティアセンター】
鶴見区社会福祉協議会・鶴見区ボランティアセンター(横浜市鶴見区鶴見中央4−37−37リオベルデ鶴声2階)でこの夏、多文化共生をテーマにした「ふくしの体験会」が行われる。
開催日は7月29日㈯、8月5日㈯、8月6日㈰の3日間。外国文化や手話など、夏休み中の子どもから大人まで、貴重な体験ができる企画となっている。
体験が考えるきっかけに
「ふくしの体験会」は、地域福祉推進の中心となる鶴見区社会福祉協議会で、ボランティア活動の相談窓口となっている鶴見区ボランティアセンターが主催する。
同センター担当者によると、誰もが安心して暮らせる地域社会づくりという理念をもとに、障がい理解促進や多国籍な鶴見区の地域特性も踏まえ、「多文化共生」をテーマに設定。
「小学生から対象とすることで、まずは考えるきっかけが生まれ、地域に広がりをみせられるように」と経緯を話す。
当事者ら招き、“視点や感覚”が体験できる
体験メニューは7月29日「みんな一緒」、8月5日「手話教室」、6日「視覚障がい者サポート体験」の3つ。
7月29日の「みんな一緒」は、看板づくり「みんなでアート」や、防災について考える「みんなで防災」の2つで、小学生を対象に外国につながる子どもたちと一緒に体験する。
8月5日の「手話教室」は、聴覚障がい者や手話サークルなどを招き、当事者らに簡単な手話やアニマルセラピー犬の役割などを学ぶ。
6日の「視覚障がい者サポート体験」でも、視覚障がい者やボランティア団体を交え、誘導や点字、音声訳などの体験のほか、盲導犬のデモンストレーションなどを見ることができる。
同センターは「夏休みの自由研究や絵日記、新しい発見に」とし、体験の機会として気軽な参加を呼びかけている。
内容の詳細は以下画像参照。参加者は要事前申し込み。定員設定はないが、会場の都合により入場できない可能性あり。
申し込み・問い合わせは、鶴見区ボランティアセンター045−504−5625、メールvc@yturumi-shakyo.jp(上記画像内二次元コードからも申し込み可能)。