鶴見大学図書館 18日まで『源氏物語』の貴重書20点を展示 年に一度の「屏風」公開も
鎌倉時代以降、明治年代の貴重な古注釈
鶴見大学図書館=横浜市鶴見区鶴見2−1−3=で現在、貴重書展「源氏物語の古注釈」が開かれ、鎌倉時代以降、明治年代に至るまでの現存する貴重書が来館者の好奇心をくすぐっている。会期は3月18日まで。
主催は鶴見大学図書館と源氏物語研究所。鶴見大学図書館は、86万冊以上の蔵書を誇り、大学図書館として全国有数の評価を受ける。一般の入場や閲覧なども可能となっている。
鶴見大学文学部創設60周年を記念
貴重書展では、毎回テーマを決め、同図書館が所蔵する数々の貴重書を展示してきた。
157回目を数える今回は、鶴見大学文学部創設60周年を記念して企画。「賀」をテーマに、源氏物語と主に明治以前をさす古注釈を展示している。
会期中は、初期の注釈である『源氏釈』(断簡)藤原伊行著・鎌倉後期写、『奥入』藤原定家著・江戸前期写など、参考展示を含めた20点が並ぶ。
入場無料。一般観覧は、入り口ゲート横の呼び出しボタンで声をかけ入館する。
開館時間は、月曜〜金曜まで8時50分〜18時、土曜8時50分〜12時30分(14日のみ10時〜16時)。日曜・祝日休館。
年に一度の特別展示 「源氏物語扇面貼交屏風」
同大学の卒業式となる3月14日㈫には、年に一度の限定特別展示として、文化元年(1804)制作の『源氏物語扇面貼交屏風(6曲1双)』(げんじものがたりせんめんはりまぜびょうぶ)が飾られる。
同大学図書館によると、「屏風は実際に使用されていた扇が貼り込まれた稀有な例」という。14日の特別展示は10時〜16時までで一般観覧も可能。
展示資料などの詳細はホームページ参照。問い合わせは鶴見大学図書館045-580-8274。
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