「鶴見で美味しいもの揃います」　生麦魚介商組合　年末大売り出し12月29日〜31日限定3日間　プロが選んだ新鮮魚介ずらり

生麦魚河岸通りは毎年11月の旧東海道まつりの会場でもある（写真は今年の旧東海道まつり）

豊洲やアメ横に負けない　知る人ぞ知る好評企画

　JR国道駅そばの生麦魚河岸通り沿いで12月29日㈮〜31日㈰の3日間、生麦魚介商組合による恒例の年末大売り出しが実施される。時間は各日7時〜正午まで。

　旧東海道沿いにある生麦魚河岸通りは、江戸時代、幕府に魚介類を献上する「御菜八ヶ浦」の一角を担った由緒を持つ。

　生麦魚介商組合は通り沿いに軒を連ねる鮮魚店などによる団体で、区内外飲食店からの仕入れ対応のほか、11月には旧東海道祭りに参加するなど活動している。

　年末恒例の大売り出しは、混雑する豊洲や上野「アメ横」などに行かずとも新鮮な魚介類が手に入る穴場スポットとして、知る人ぞ知る好評企画だ。

30日10時〜神幸商店でマグロ解体ショーと即売会も開催（写真は過去の様子）

　期間中は、“魚介のプロたち”が選び抜いたマグロなどの鮮魚類をはじめ、カニやウニ、数の子といった正月用品が勢ぞろい。

　同組合は「卸売などとは違い、魚一匹、貝一個から対応できます」としながら、「おすすめの買い方は、家族や兄弟、友人グループなどでわける方法。多く買う方が安い場合があるので、シェアするのがおすすめ」と話す。

　30日㈯10時から、神幸（じんこう）商店前で人気のマグロ解体ショーも実施。

　また、横芳商店では大晦日31日㈰9時から、イベントで大人気の生麦名物「穴子の一本揚げ」の限定108本揚げ納めが行われる。

　さらに、通り沿いにはキッチンカーや近隣商店による飲食ブースも登場。横浜市無形民俗文化財認定・生麦囃子保存会によるステージもある。

　販売される商品は当日の仕入れなどにより変わり、各店売り切れ次第終了となる。雨天決行。駐車場はないため、近隣の有料パーキングまたは公共交通機関の利用を。問い合わせは生麦魚介商組合・横山さん090−3594−8060。

生麦魚介商組合加盟店による鮮魚等、正月用品の販売、マグロ解体ショー、穴子の一本揚げ販売など。キッチンカーや飲食店による模擬店もあります

■開催日時　12月29日㈮〜31日㈰　各日7時〜正午　※当日の仕入れ状況により各店売り切れ次第終了

■会場　生麦魚河岸通り（横浜市鶴見区生麦5−18周辺）

■開催概要

30日㈯10時〜　マグロ解体ショー（神幸商店）

31日㈰9時〜　生麦名物「穴子の一本揚げ」限定108本揚げ納め（横芳商店）

■問い合わせ　生麦魚介商組合・横山さん090−3594−8060　※雨天決行　※駐車場なし