4月1日から、夕方の時間帯(18時~20時)における急病の小児のための外来を開始した済生会横浜市東部病院=下末吉=(写真提供)

 夕方18時~20時の時間帯に急病の小児(0~15歳)を受け付ける外来診療が、4月1日から、済生会横浜市東部病院=鶴見区下末吉3-6-1=と横浜労災病院=港北区小机町3211=で始まった。

 これまで手薄となっていた時間帯における小児医療の受け入れ体制の充実を図るため、横浜市が取り組むもの。市内でも小児人口が比較的多いエリアとして、市内北東部地域の鶴見、港北両区にある2病院が選ばれた形だ。

夕方は診療の「はざま」

 横浜市医療局によると、夕方18時~20時は、市救急相談センター(#7119)への入電件数のうち、小児に関する医療機関案内についての相談がピークとなる時間帯。

 昨年2024年4月から10月までの入電件数をみると、日中は1,000件台で推移するものの、16時台後半から上昇し、18時時点で3,500件を突破。19時には3,750件とピークを迎えている。

 一方で同時間帯は多くの地域医療機関が診療を終了しているうえ、市内3カ所ある夜間急病センターも20時から開始となることから、急病の小児医療体制における「はざま」だったと指摘。需要と供給に差がある状況だった。

平日~土日祝まで対応

 そうした中で新設される2病院での小児外来は、平日・土曜日の18時~20時と、日曜日・祝日の16時~20時までを診療時間とし、はざまとなる時間帯に対応する。

 なお、市は留意事項として、2病院は救急医療機関であることから、緊急性がなく受診を希望する場合は通常の診療費とは別に時間外選定療養費(7,700円)の負担が必要となるとしている。

 東部病院での受診は、事前に同院代表電話(045-576-3000)に連絡の上で来院。駐車場側にある「救命救急センター入口」から「救命救急センター受付」を訪れる流れとなっている。


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