「“空気がきれいな”スポーツBAR」 鶴見区市場大和町・ゴム通り入口交差点に誕生 STANDBAR FOREST 【鶴見まちかど店探訪】
地元民から“イチコク”と呼ばれる第一京浜(国道15号線)沿い、川崎市との境に近いゴム通り入口交差点の角に、大きなガラス張りのちょっと気になる店がある。
ショールームのようなおしゃれな外観の看板には「STANDBAR FOREST(スタンドバーフォレスト)」の文字。覗いてみるとそこは、スポーツ観戦が楽しめる“まちなかBAR”だった。
オープンしてまだ1年足らずというお店を取材した。
空気清浄機販売のフォレストウェルが運営
STANDBAR FORESTがオープンしたのは、2023年11月11日。手がけるのは、独自技術で空気清浄機を開発する㈱フォレストウェル(本社=鶴見区市場大和町/森井隆平代表取締役)だ。
店舗は、もともと実際にショールームとして使用している場所で、森井さんいわく、「立地も通り沿いで目立つ。夜遊ばせておくのはもったいない」と、昼はショールーム、夜はBARという形態にいたったという。
ドリンク類は650円〜
気になる店内。
座席はカウンター4席にハイテーブル6席、カーテンで仕切ると個室にもなるローテーブル4席という配置。
テーブルチャージはなく、ドリンク類は1杯650円〜。フード類もホットサンドやガーリックトーストといった軽食から、スモークチーズにピクルス、餃子などのおつまみまで楽しめる。
ビール片手にスポーツ観戦
BARらしく、各種カクテルやワイン、ウイスキー、焼酎に日本酒など幅広くアルコール類を取り揃えるが、メインは常時15種類ほどがあるという各国の瓶ビールたちだ。
理由を聞くと、「スポーツ観戦」と語るのは店長を務める吉沼公則さん。
スポーツBARのように店内のモニターでスポーツを観戦できるのもFORESTの売りの一つで、代表の森井さんが長年バスケットボールに親しんでいることもあり、バスケットを中心としたスポーツ観戦を楽しむことができる。
26日に開幕したパリ五輪期間中も常に流しているとのことで、「期間中は営業時間を延長する場合や、応援イベントなども実施予定」と吉沼さんは話す。
空気清浄に自信あり
ここまで聞くと普通のスポーツBARだが、最大の特徴は、自社製品である空気清浄機「j.air」の存在。
いくつもの特許を獲得する独自技術の粋を集め、究極の密閉空間である潜水艦にも搭載されるという同社の空気清浄機。
1台で20畳まで対応可能という製品が6台稼働している店内は、「揚げ物を調理したあとでも翌日には匂いが消えている」というほど。
当然、感じ方に個人差はあるものの、清浄力の自信からか、店内は電子タバコばかりか、ペット連れも入店可能(店内にアレルギーの方がいない場合等一部制限はあり)というから驚きだ。
貸し切りなど柔軟に対応
店舗を活用したイベント企画や、時間外を含め貸し切りにも対応しているSTANDBAR FOREST。吉沼さんは「柔軟に対応していくので、いろいろなニーズを聞かせてもらえれば」と話している。
パリ五輪応援イベント等の最新情報は同店Instagram(@stand_bar_forest)で発信中。店舗概要は以下のとおり。
【STANDBAR FOREST】
■住所:横浜市鶴見区市場大和町10-14
■営業:㈪−㈭ 17時〜25時/㈮・㈯・祝前日17時〜27時/㈰15時〜23時
■定休:㈬
■問い合わせ等:Instagramアカウント(@stand_bar_forest)