参加45店舗 自慢の味をちょっと深堀り

 「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクト実行委員会が主催し、鶴見区内全域から45店舗が参加するスタンプラリー企画。8月27日から10月23日まで、参加店は沖縄の食材を使った料理、または沖縄料理を提供する。各店を取材した編集部が、冊子に載せきれなかったはみ出し情報を織りまぜながら数回にわけて各店自慢の“美味しいもの”を紹介する。

 第二回目は、3コースあるうちのシーサーコースの3店舗。ちむどんどんする横浜鶴見の美味しいものスタンプラリー記事はこちら

 

①鳥たけ

(鶴見区諏訪坂14−5  Google地図やきとり 鳥たけ

スタンプラリー限定 特製ソースの一串

 レアールつくの商店街を諏訪坂方面に抜けたところにある焼き鳥専門店の鳥たけ。スタンプラリーにエントリーしたのは、スパムエッグ串。沖縄の食材として人気のスパムとうずらの玉子を使ったシンプルな一本だが、今回の企画のためだけに作られたオリジナルメニューとなっている。もともと塩味のきいたスパムの素材をいかす特製のバーベキューソースが決め手。濃くなりすぎないように工夫した絶妙な味だ。

うれしい一本100円

 扱う鶏は、すべて鳥取のブランド鶏「大山どり」という鳥たけ。売り切れ御免の販売スタイルで、早い日は開店からすぐに売り切れることもあるとか。

 味はもちろんのこと、一本100円という値段が嬉しい限り。イチオシはお店でひいた自家製ひき肉を使った手作りのつくね。軟骨入りで食感も楽しめる。

 仕込みから焼いて販売まで2人で行うという同店。なるべく多くの串を味わってほしいと、問い合わせに応える間も惜しいと電話を設置しないほどのストイックぶり。自分好みの一本を探しにいってみては。

【鳥たけ 店舗DATA】

■営業時間 12時〜売り切れ次第終了 ■定休日 日曜、月曜

■住所 鶴見区諏訪坂14−5 (Google地図やきとり 鳥たけ

②ありあけシァル鶴見店

(鶴見区鶴見中央1−1−2シァル鶴見2階  Google地図横浜ありあけ CIAL(シアル)鶴見店

沖縄たっぷりの横浜名物

 説明不要の横浜銘菓「ありあけハーバー」が期間限定の“ちむどんどん味”にバージョンアップ。発祥の地「鶴見」を盛り上げるため、昨年4月に迎えたハーバー復活20周年のエピローグとして感謝の気持ちを込めて作られたのが、エントリーメニューの「ありあけハーバー笑顔さんさん」(1個145円)。

 黒糖とバターでソテーしたパイナップルダイス入り特製パイン飴を黒糖生地で包み、焼き上げている。沖縄満載の一品は9月末ごろまでの販売となるため、食べていない人はお急ぎを。

鶴見愛あふれる一品

 実は、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」のロゴ使用許可を独自に取得したうえ、鶴見のちむどんどんプロジェクトの案内も包装に併記している“鶴見愛”もあふれる商品となっている。

 店舗おすすめの「横濱ハーバー ダブルマロン」(1個194円)とともにご賞味あれ。

【ありあけシァル鶴見店 店舗DATA】

■営業時間 10時〜21時 ■定休日 シァル鶴見に準ずる

■住所 鶴見区鶴見中央1−1−2シァル鶴見2階 (Google地図横浜ありあけ CIAL(シアル)鶴見店

■問い合わせ 045−710−0910 ■ありあけハーバーHP

③とんかつ むら井

(鶴見区鶴見中央1−28−1 Google地図Tonkatsu Murai

人気のひじきサラダ シークヮーサーでさっぱりと

 創業77年という老舗のとんかつむら井からは、同店サラダ人気No.1の生ひじきサラダ(950円)がエントリー。通常はオリーブオイルだが、今回の企画に合わせ、「山原のシークヮーサー味」に変身させた。

 ふっくらした食感はそのままに、あっさりさっぱりとした味となり、とんかつにもぴったりだ。

身体に優しいカツ 食べればわかる美味しさ

 「身体に優しいカツ」が信条のむら井。素材にこだわり、油はもたれることがないクリーンさ。店舗おすすめの塩メンチ定食(1600円)は、海水を地熱蒸気で温めて作る青ヶ島のひんぎゃの塩を使ったメンチ。

 高品質の庄内豚のひき肉はすじを抜いているため、のどにかからず旨さだけが際立つ一品。むら井のとんかつたちは値段も何も関係ない、食べて納得です。

【とんかつ むら井 店舗DATA】

■営業時間 11時〜14時(L.O13時30分)、17時〜21時(L.O20時) ■定休日 不定休

■住所(鶴見区鶴見中央1−28−1 Google地図Tonkatsu Murai

■問い合わせ 045−501−3795 ■とんかつ むら井HP

 

※ちむどんどんする横浜鶴見の美味しいものスタンプラリー連動企画①はこちらから


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