大本山總持寺=横浜市鶴見区鶴見2−1−1=で7月17日㈬から19日㈮までの3日間、「み霊祭り納涼盆踊り大会」が開かれる。時間は各日17時30分から20時30分まで。荒天中止。

 17日㈬18時から20時までは、境内を無数の灯りで飾る万灯供養も行われる。

多くの人出がある鶴見区の夏の風物詩・み霊祭り(写真は昨年)

オリジナルの振り付けなどが人気

 会場となる大本山總持寺の駐車場にやぐらを組み、僧侶らとともに踊る盆踊り大会。

 盆踊りとしては珍しい『一休さん』や『ひょっこりひょうたん島』などの音楽に乗せ、オリジナルの振り付けやかけ声などを楽しめるとして、延べ3万人以上を集める夏の人気行事となっている。

やぐらが設置される大駐車場が盆踊り会場となる(写真は昨年)

始まりは慰霊 万灯供養も

 み霊祭りは、御霊(みたま)と呼ぶように、もともとは「横浜大空襲」(1945年5月29日)と、旧国鉄の戦後5大事故に数えられる「鶴見事故」(1963年11月9日)における犠牲者慰霊のために始まったもの。

 コロナ禍などでの休止はあったものの、今年で77年目を数え、全国から總持寺に集まる修行僧たちの組織「三松会(さんしょうかい)」が中心となって運営。曜日にかかわらず7月17日から19日に開催されており、境内に慰霊の明かりを灯す万灯供養もある。

花火は中止も屋台は50店

 今年も花火は中止となる一方、参道の屋台出店は50店ほどを予定。万灯供養は17日のみ実施で、万灯カップの献灯料は1カップ1,000円(当日受付)。

 問い合わせは大本山總持寺総受付045−581−6021。参考:大本山總持寺公式ホームページ(こちら

参道には屋台が並び、食べ物なども楽しめる(写真は昨年)

ライブ会場のような盛り上がりを見せる瞬間も


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