マルシェ「つくまる」 2月3日㈯は能登・輪島支援企画 募金や物産販売など実施 レアールつくの商店街内会場で
レアールつくの商店街なかほどのスペースを会場に、2カ月に一度開催中のマルシェ企画「つくまる」が、2月3日㈯に実施される。時間は11時〜16時。
今回は、元日に発生した能登半島地震で特に被害の大きかった石川県輪島市を応援する企画を用意。支援ステッカーを作成し、会場内で募金を募るほか、能登地方の物産コーナーなども設置して鶴見から思いを届ける。
友好交流の縁に思い
昔ながらのアーケード商店街の雰囲気を楽しんでもらおうと、同商店街にある合同会社ふくわらいを中心に有志らが作る「つくまる実行委員会」が主催している。
毎回、食品関係やハンドメイド製品などがブースを展開。商店街店舗などとも連携したスタンプラリー企画が好評を呼ぶが、今年最初のメイン企画は「輪島市」に思いを寄せた。
輪島市はもともと、大本山總持寺の祖院があるなどのつながりから鶴見区と友好交流都市の協定を結んでおり、区民まつりや總持寺でのイベント開催時には物産コーナーが設置されるなど、交流が盛んという背景がある。
つくまるの事務局を務めるふくわらい代表の木村郁子さんは、「特に大変な被害に遭われたので何かできないかと考えた」と経緯を話す。
つながり示す独自ステッカー、ミニ物産コーナーも
つくまるでは支援企画に合わせ、区内デザイナー「にゃんまるず」と連携したステッカーを用意。
デザインは輪島塗をイメージした赤を基調に、鶴のキャラクターや能登半島をあしらった2種類で、当日募金に協力した方などに配布する。
また、全国各地の物産を販売しているふくわらいが、能登半島のミニ物産コーナーを設置。「輪島のものがまだ手に入らなかったが、購入も応援につながるので立ち寄ってもらえれば」と木村さん。
募金とともにメッセージも募り、後日輪島市に届けるという。集められた募金は輪島市が設置している義援金口座に直接振り込む予定だ。
飲食やハンドメイドなど17ブース
当日はこのほか、食品やハンドメイド製品、古着、占いや体験など、バラエティーに富んだ17ブースが出店。
商店街などの14店舗を巡るスタンプラリーも実施する。会場はアーケードがあるため雨天決行。問い合わせ等は下記概要欄参照。
【つくまる】
2カ月に一度、レアールつくの商店街内を会場に開催されているマルシェ企画。毎回出店者を変えながら、スタンプラリーも好評。