大本山總持寺で坐禅体験を 「總持寺世界禅Challenge」 2月11日の参加者募集中
大本山總持寺を開いた太祖・瑩山紹瑾禅師の700回大遠忌を記念した特別企画「總持寺世界禅Challenge」の第4弾が、2月11日㈰14時〜16時30分ごろまで、總持寺瑞応殿と安國寺=福岡県福岡市=で開かれる。
世界禅Challengeは、今年4月に迎える瑩山禅師700回大遠忌の特別企画。「Zen in One」を合言葉に、教えの根幹となる「坐禅」を通し、人種や性別、宗教や宗派も越えて一つになることを目的に実施されている。
企画は11月からスタートし、安國寺で4回目。イベントでは、専門僧堂と呼ばれる修行寺と總持寺をオンラインで結び、ためになる法話やクイズなど、楽しみながら禅に触れ、参加者全員で坐禅を体験する。
当日限定の御朱印も
4回目のメイン会場は福岡県福岡市にある安國寺。1339年、光明天皇の勅命により、国家安康祈願のために建てられた寺で、当日は總持寺とオンラインでつながりながら、それぞれの寺の僧侶の話などを聞くことができる。
また、参加者にのみ、当日限定の御朱印が授けられる。
参加費は無料。坐禅しやすい服装で、持っている方は坐蒲(坐禅用クッション)を持参(貸出あり)。
申し込みはPeatix(ピーティックス)専用ページより(⇒こちら)。定員に達し次第受付終了。
總持寺世界禅Challengeは5月の集大成まで残り5回実施される予定。詳細は別記事参照(こちら)。
能登半島地震受け、總持寺祖院支援へ
總持寺祖院がある石川県輪島市で1月1日、能登半島地震が発生したことを受け、今企画では1月7日の3回目以降から、祖院の状況報告や黙祷の時間を毎回設けるなど内容が変更となる。
總持寺祖院では回廊が倒壊するなどの被害が出ており、会場では募金も呼びかける予定。集められた募金は總持寺祖院の復興にあてられるという。