鶴見・あいねっとフォーラムで地域活動の事例として発表される矢向小学校の取組(写真=提供)

区民や行政、事業者らが進める福祉計画

 誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指すための計画「鶴見・あいねっと(鶴見区地域福祉保健計画)」。

 鶴見区民や行政、区内事業者らがともに進める同計画の周知や、地域活動の事例紹介などを目的とした「第17回鶴見・あいねっと推進フォーラム」が、2月18日㈯13時30分〜15時まで、鶴見区民文化センターサルビアホールで開催される。

鶴見区内の活動3事例をピックアップ

 一年間の活動の集大成として実施されていたフォーラムだが、新型コロナの影響で実施は4年ぶり。

 当日は、「第4期計画スタート!あいねっとをもっと知ろう!」と題し、社会福祉功労者に対する感謝状贈呈のほか、4期目となる計画の紹介、地域活動の事例紹介が行われる。

 事例発表では、上末吉地区のひとり暮らし高齢者のための会食会「やよい会」、障がい者の外出支援を行うガイドボランティアの活動、矢向小学校の児童が総合学習を通して地域住民と交流したあいねっと推進の様子の3事例が紹介される。

保育あり 区内団体の紹介も

 そのほか、鶴見区内のボランティア、市民団体による活動紹介コーナーや、障がい者支援施設の自主製品「鶴っ子」などのブースも設置。お楽しみ抽選会もある。

 手話通訳、保育あり。保育希望者は2月9日までに鶴見区福祉保健課事業企画担当(045−510−1826)へ申し込む(先着順・定員あり)。

 入場無料。申し込み不要で当日直接会場へ。

You Tubeで鶴見区内各地区紹介中

 地域福祉保健計画は、2000年の改正社会福祉法により、市町村で策定が定められた地域福祉計画が始まり。

 横浜市では市全体での計画をもとに18区別の計画が作られ、さらに各区内地区別に計画が策定されている。

 鶴見区では2005年3月から第1期がスタート。5年で1期となり、コロナ禍で延期などあったが、現在4期目。

 誰もが暮らせるまちづくりの指針として、全年代が対象となっている。

 鶴見区は今年度、第4期計画スタートに合わせ、全体計画、鶴見区内18地区別の紹介動画を作成。横浜市の公式You Tubeチャンネルで公開している。

 鶴見・あいねっとの詳細、紹介動画は鶴見区ホームページ(こちら)参照。


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