横浜市歴史的建造物に認定されている「澤野家長屋門」がある馬場赤門公園=横浜市鶴見区馬場2−23=で11月23日㈯、地域の恒例行事「馬場の赤門祭」が開かれる。時間は10時〜13時まで。

 今年はコロナ前以来、数年ぶりに赤門を開門するとしており、普段は閉じられている門が開く景色を見ることができる。

赤門の後ろにある公園が会場(写真は昨年)

愛着ある「ふるさと」に

 澤野家長屋門は、江戸時代に東寺尾、北寺尾、西寺尾、馬場という周辺4カ村の総代名主だった澤野家の門。1855年(安政2)ごろの建築とされ、馬場の赤門の愛称で親しまれている。

 赤門祭は、地域に眠る歴史を掘り起こし、地元に愛着をもってもらうことを目的に活動する寺尾や馬場周辺の自治会・町内会長らから成る団体「寺尾奉行」が主催。

 子どもたちに「ふるさととして愛着を持ってもらおう」と、地域による手作りのお祭りとして例年企画している。

風船飛ばし、飲食にゲームも

 当日は、10時の開会とともに久しぶりの開門セレモニーを実施。奉行らによる餅まきも復活し、恒例の風船飛ばしもある(いずれも数に限りあり)。

 会場には、自治会による飲食ブースやゲームコーナーのほか、花や野菜販売なども出店。ステージパフォーマンスも行われる。

 入場無料。雨天は24日順延。

開会とともに来場者で一斉に飛ばす風船(写真は昨年)


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