馬場の赤門祭 11月23日(土)に開催、「ふるさと再発見、寺尾奉行」による地域主催のお祭り
馬場赤門公園(横浜市鶴見区馬場2−23)にて、11月23日(土、勤労感謝の日)10時から13時まで、馬場の赤門祭が開催されます。
横浜市の歴史的建造物に認定されている馬場の赤門は、江戸時代に東寺尾、北寺尾、西寺尾、馬場の4ヶ村の総代名主を務め、名字帯刀を許された澤野家の門です。最初の門は1855年(安政2)ごろに建てられたとされていますが、昭和63年に再建されました。
この赤門の建つ馬場赤門公園は旧澤野家屋敷の跡地です。赤門まつりはこの馬場赤門公園で、周辺町内会の会長らで構成される寺尾奉行によって開催されます。
寺尾奉行とは、「鶴見にお世話になったので何か残したい」「地域を知って愛着を持ってもらいたい」「鶴見にたくさんの人を呼び込みたい」という自治会長らの思いから始まったプロジェクトで、地域の歴史や言い伝えを書いた高札を28か所設置しました。また、平成27年7月には「寺尾奉行音頭」、平成29年には区政90周年記念曲「鶴見ふるさと音頭」を完成させ自治会の盆踊りでなどで披露しました。
赤門祭は2014年より開催されており、年に一度だけその祭の日に赤門が開かれます。新型コロナ感染症での自粛を経て、昨年に再開されましたが、飲食は自粛するなど限定的な内容でした。
今年は風船飛ばしやステージでの発表などに加え飲食販売ブースも戻り、赤門まつりが元通りに復活することとなります。
雨天のときは翌日の24日(日)に延期されます。
ようやく秋らしくなった11月の休日に、ぜひ地域の歴史と文化に触れる赤門祭に、ぜひお越しください。