子どもたちも“ノリノリ”だったダンス

 生麦小学校で9月21日、「なまむぎ秋の夜市」が行われ、近隣の子どもたちの笑顔があふれた。

 なまむぎ秋の夜市は、学校周辺の大人たち有志が結成した「麦友会」が主催。

 新型コロナを理由に盆踊りなどの地域イベントが減少したことを受け、「子どもたちに思い出を」と昨年初めて実施された企画だ。

W.Dreamら会場盛り上げ

 当日は近隣の飲食店による模擬屋台やキッチンカーなどが出店。生麦小児童をはじめ、近隣住民らが多数訪れ、夜の学校で祭りを楽しむ姿が見られた。

 校庭に組まれたやぐらでは、生麦囃子保存会や花月総持寺駅前にあるダンススタジオ「W.Dream」がステージを披露。

 若い世代も参加しやすいように「盆ダンス」と称し、昔ながらの炭坑節からサザンオールスターズの『盆ギリ恋歌』といったポップスまで、幅広い世代が踊りながら輪を作った。

校庭に並ぶキッチンカーには列もできた

歌と踊りで会場を盛り上げた京急「花月総持寺」そばのダンススタジオ「W.Dream」

生麦囃子保存会と一緒に踊る子どもたち

 「天気が心配だったがどうにか開催できた。時間が許す限り、じっくりゆっくり楽しんで」と話した麦友会・八木下努会長のあいさつに応えるように、会場にはたくさんの笑い声が響いていた。


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