鶴見タグラグビークラブ「鶴見鳳凰」、豊岡土曜タグ「豊岡オールスターズ」

 鶴見区内で活動するタグラグビークラブ2チームが先ごろ、横浜市役所で山中竹春市長を表敬し、2月に埼玉・熊谷で行われた「SMBCカップ第20回全国小学生タグラグビー大会」での活躍を報告した。

 山中市長を表敬訪問したのは、鶴見小学校を拠点とする鶴見タグラグビークラブのトップチーム「鶴見鳳凰」と、豊岡小学校をホームに活動する豊岡土曜タグのトップチーム「豊岡オールスターズ」の2チーム。

 3月28日に鶴見、4月3日に豊岡がそれぞれ市庁舎を訪れた。

山中市長と懇談する鶴見鳳凰のメンバーら(市庁舎31階レセプションルームで)

山中市長から労いとエール

 市長表敬では、両チームとも緊張した面持ちで、ともに全勝した試合の様子など全国大会の結果を報告。

 山中市長は「全国に出場するだけですごいこと。練習は大変だったと思うが、選手みんなの努力と保護者やコーチの支えの賜物。敬意を表する」と労いの言葉を投げかけ、「今後も勉強や文化活動に打ち込んでください」とエールを送った。

全国全勝の快挙を称えられる豊岡オールスターズのメンバーら

両チーム目標達成に“快挙”も

 予選までとは異なり、交流をメインとしたフレンドシップマッチとなる全国大会には、各地の予選を勝ち抜いた30チームが出場。

 大会は5チームずつ6グループにわかれ、総当たりとなるリーグ戦形式で行われ、両チームとも目標としていた5戦全勝を達成した。

 さらに鶴見鳳凰は、全国大会でのトライ数が最も多いチームに贈られるSMBC賞と、フェアプレーといったタグラグビーの魅力を表現したチームに与えられる石塚賞をダブル受賞。

 一方の豊岡オールスターズは、同大会直前に全国出場チームなどの強豪が顔を揃えたトーナメント制の非公式大会を制した、東海ブロック代表の日進レッドブラックスにリベンジを果たした。

 鶴見鳳凰のキャプテン・加藤じゅん平さんは「このチームだから乗り越えられた。チームみんなで全勝できて、2つの賞が取れて本当に嬉しかった」と笑顔。

 豊岡オールスターズのキャプテン・横山太雅さんは「今年1番強いと言われているチームに勝ち、目標だった『全国全勝』ができて嬉しい。仲間と一緒にタグができて最高だった」と充実した表情で語った。


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