最優秀に輝いた鶴見消防団第八分団の団員たち

 鶴見消防団第八分団が、11月18日に横浜市消防訓練センターで行われた「令和5年度横浜市消防操法技術訓練会(消防団の部)」に出場し、第1位となる最優秀に輝いた。

技術を披露する第八分団

 消防団は主に地域住民や地元企業、学校の職員などが所属する非常勤特別職の地方公務員として活動。消防署とともに、自宅や職場付近の消火活動・救助活動に従事する。

 鶴見区では区内を8つのエリアにわけ、本部のほか8つの分団が活動している。

快挙を喜ぶ鶴見消防団と関係者ら

コロナ禍はさみ2連覇

 訓練会は、消防ホースを延長するなどの準備から、標的を放水で倒すまでの速さや正確性を競う。

 北寺尾や獅子ヶ谷、東寺尾の一部などを管轄する第八分団は、9月の鶴見区大会を勝ち抜き市訓練会に出場。鶴見消防署や地域の協力を得ながら、消防団全体で練習を重ねてきた成果を発揮し、横浜No.1の座を勝ち取った。

 鶴見消防団としては過去3大会で最優秀、優秀、最優秀の成績を残しており、今回でコロナ禍をはさみ2連覇となった。

 香取正彦団長は、区大会以降、オール鶴見で取り組んできたことに触れ、「第八分団だけが出るのではなく、各分団が練習を手伝うなど一丸で臨んだ結果。それだけに嬉しい」と喜んだ。

 第八分団は横浜市代表として、来年夏に開かれる「神奈川県消防操法技術訓練会」に出場する。県での鶴見消防団の最高順位は2位となる優秀。「来年に向け、しっかり準備して取り組みたい」と香取団長は決意を新たにしていた。


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