思い思いに自分を表現する高校生たち

東高生がスタッフで参加 

 鶴見区内の中高生たちによるダンスイベント「Autumn FES in Tsurumi2023」(オータムフェスイン鶴見)が11月11日、鶴見公会堂で行われ、総勢110人を超える高校生たちがダンスパフォーマンスを披露した。

 イベントは、青少年の健全育成などを目的に、鶴見区青少年指導員協議会(兼子彰会長)が主催したもの。

 中高生を対象としたダンスイベントは初めての試みで、開催にあたっては子どもたちの自主性や積極性を育むことなども考え、準備段階から高校生スタッフを募集。

 今回は、横浜市立東高校ダンス部約30人がスタッフとして参加し、青少年指導員と高校生たちで運営した。

スタッフも務めた東高校ダンス部

5校15チームが出演

 当日は、東高校をはじめ、鶴見区内の県立鶴見高校、横浜市立サイエンスフロンティア高校、橘学苑高校、鶴見大学附属中学校・高校の5校を中心に、全15チームが出演。

 全チームが、日ごろ磨いたテクニックを思う存分に発揮し、ステージを華やかに彩った。

ダンス好き ステージで表現

 「始めて5カ月」と発表中のステージで明かしたサイエンスフロンティア高の男子生徒は「5カ月でもこんな大舞台で踊れることが嬉しい」と喜びと感謝をダンスで表現。

 踊り終えた東高生は、文化祭や大会などよりも客席と近いステージについて触れ、「表情まで見えるほど近くてテンションが上がった。いつもと違う体験。気持ち良かった」と笑顔だった。

 ダンス部25人で参加したという県立鶴見高校の生徒たちは「文化祭で友達に見られて踊るのとは違い、緊張感があったけど新鮮だった」とコメント。

 「他の学校のダンスも見られて良い刺激になった。披露する場として続くといい」と話した。

 兼子会長は「子どもも大人も楽しんでいる様子が見られてよかった。子どもたちの自己表現の場となるように広げていかなければ」とし、「青少年指導員の本分である青少年育成につなげていきたい」と来年以降の開催に意欲を示していた。

※以下はステージの様子

あいさつした兼子会長


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