SDGsテーマに末吉支店の独自企画

 横浜信用金庫末吉支店=鶴見区上末吉2−3−5=で10月2日から、必要とする家庭に食料品を寄付する取組「フードドライブ」が始まった。窓口で10月31日まで受け付けている。

 フードドライブは、家庭で余っている未使用の食料品を持ち寄り、社会福祉協議会などを窓口として食べ物を必要な人に届ける活動。

 今年100周年を迎える横浜信用金庫では、地域への還元と位置づけ、61ある支店ごとにSDGsをテーマとした独自企画に取り組んでいる。

 末吉支店では企画にあたり支店内でアンケートを実施。SDGsに関連した取組としてフードドライブが上がったという。

協力を呼びかける職員

区社協通じこども食堂やひとり親に提供

 もともと横浜信用金庫では横浜市社会福祉協議会と連携し、本やCD・DVDの回収を店舗内で行っていたこともあり、フードドライブ開始を前に同支店は鶴見区社会福祉協議会に相談。

 実施に向けて準備を進めてきたという。

 横浜信用金庫末吉支店の山口明弘次長は「フードドライブは、フードロスや貧困支援など色々と関連があり、調べているうちに奥行きがある取組とわかった」とし、「たくさんでなくても、一品だけでもいいので持ち寄ってもらえれば」と話す。

 受付は平日9時〜15時で、10月31日まで。回収する食料品は、賞味期限が2カ月以上で常温保存できるもの、未開封で破損がないもの。

 賞味期限の記載がないものや冷蔵が必要な生鮮食品、アルコールや健康食品は不可となっている。

 同支店によると、レトルト食品や缶詰、即席ラーメンやお菓子などは喜ばれるとしている。

 集まった食料品は、鶴見区社会福祉協議会を通じ、鶴見区内のこども食堂やひとり親世帯、高齢者の食事会などに届けられる。

 問い合わせは横浜信用金庫末吉支店045−571−2311または横浜信用金庫末吉支店ホームページ(こちら)。


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