鶴見大学杯少年野球大会が開幕 鶴見区の球児 全19チームが頂点目指す
5年生以下456人が出場
学校法人総持学園鶴見大学主催の「第12回鶴見大学杯少年野球大会」が、9月30日に開幕した。鶴見区少年野球連盟所属の19チームが、12月3日の決勝戦まで、鶴見区No.1の称号とともに上部大会出場権を目指す。
鶴見大学杯少年野球大会は、6年生が卒業した新チームによる秋の公式戦として開催。来春に行われる横浜市大会、神奈川県大会への出場権をかけた予選も兼ねている。
2010年にあった鶴見大学硬式野球部による野球教室をきっかけに交流を深め、12年から毎年開催されている。
今年は、寺尾ジャイアンツと下野谷ジュニアの合同チームを含む19チームが出場。各チーム5年生以下、全456人の選手が白球を追う。
「感謝忘れず最後までたたかう」
30日、鶴見大学獅子ケ谷グラウンドで開会式が開かれ、全選手による入場行進や昨年度優勝チーム・市場ハリケーンズからの優勝旗返還などがあった。
選手宣誓の大役は末吉スネークスの河崎冴空選手が果たし、「監督やコーチ、保護者などへの感謝を忘れずに、最後までたたかう」と力強く宣誓した。
あいさつに立った鶴見区少年野球連盟の脇田誠理事長は「大会は来年の新チームの運勢を占うといっても過言ではない。上位6チームは市大会に出場できる。ぜひがんばってほしい」とエール。
大会会長を務める中根正賢鶴見大学学長は「これまでたくさんの練習を重ねてきたことと思う。日ごろの成果を十分に発揮し、この大会が皆さんの心に残る大会となることを願っている」と話した。
同日、中根学長の始球式とともに幕を開けた開幕戦は、前年度準優勝のニュー横浜スターズが、白幡ニュースターズを10対0で下し、2回戦進出を果たした。