鶴見区を訪れた桜井社長(写真手前左)ら関係者と、ユニフォームを着て訪問を歓迎した渋谷鶴見区長(同右、後列は右から石田GM、小澤選手、Aoiさん)

 バスケットボール男子Bリーグ3部(B3)所属で横浜市を拠点とする「横浜エクセレンス」の桜井直哉社長らクラブ関係者と選手らが、9月6日、鶴見区の渋谷治雄区長を表敬訪問し、今シーズンの報告や今後の連携した取組などについて懇談した。

 鶴見区役所を訪れたのは、桜井社長のほか、石田剛規ゼネラルマネージャー(GM)と、今シーズンから加入した鶴見区内在住の小澤智将選手、クラブ専属チアリーダーズ「Elegance」メンバーのAoiさんの4人。

 鶴見区は、渋谷区長と檜山明子副区長、岩田聡地域振興課長らが迎えた。

つるみ愛フェス参加、生麦中でクリニックなども

 表敬訪問は、横浜移転3年目となる2023−24シーズンの開幕が10月に迫るなかで行われたもの。

 横浜エクセレンスは、昨年に鶴見駅西口駅前で開かれている「つるみ愛フェスティバル」へ参加。生麦中学校バスケットボール部への技術指導なども行い、鶴見区との連携を深めている。

 当日は、桜井社長らが今シーズンの意気込みを伝えながら、「鶴見区民デー」の開催を提案。小澤選手は、「B3優勝、B2昇格」という目標を力強く宣言していた。

 渋谷区長は、鶴見区が横浜市内の小中学生・未就学児を対象とした無料観戦企画「スマイルパス」の登録者数で市内最多ということを受け、「今後もスポーツを通し鶴見区のスポーツ振興や関心を高めてほしい」と応答した。

懇談する参加者ら

B3優勝、B2昇格へ アンゴラ代表HCなど招へい

 レギュラーシーズンを5位で終え、最終プレーオフは3位と、B2昇格へあと一歩だった昨シーズンの横浜エクセレンス。

 先ごろ沖縄県で開かれたFIBAバスケットボール・ワールドカップの熱気を今シーズンに生かしたいとし、「興味を持たれた方が横浜武道館でも試合を観られると、実際に足を運んでもらえるように努めたい」と話す。

 クラブは今シーズン、アンゴラ代表をワールドカップへ導いたヘッドコーチ(HC)のジョゼップ・クラロス・カナルス氏(愛称:ペップ)をHCに招へい。

 同W杯で5位に入ったラトビア代表のクラヴス・チャバルス選手が加入するなど強化を図っている。


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