的に向け放水する団員(写真=提供)

 鶴見消防団消防操法技術訓練会が9月10日、大本山總持寺駐車場を会場に開かれ、団員らが日ごろの訓練成果を披露した。

 この訓練会は、20mの消防用ホースを3本延長して放水し、標的を倒すまでの速さや正確性などを競うもの。

 新型コロナ拡大以降、4年ぶりとなった訓練会には、鶴見区内8分団からなる鶴見消防団から、各分団精鋭1チームを選出し争われた。

台風一過の晴天のなか、大本山総持寺駐車場で行われた

各チーム4人1組で、ホースの延長や放水を担当する

 当日は、来賓や一般来場者など約100人が見守る中、団員たちは真剣勝負を展開。接戦の末、北寺尾や獅子ヶ谷、東寺尾の一部などを管轄する第八分団がみごと最優秀隊に輝いた。

 第八分団は11月18日に横浜市消防訓練センターで行われる横浜市消防操法技術訓練会に、鶴見区代表として出場し、その後の県大会を目指す。

 香取正彦団長は、地域住民や企業などの社員などで構成される各分団が、6月ごろから週に2〜3回の練習をこなしていたことに触れ、「全ての分団が切磋琢磨し、鶴見消防団全体が大きく成長できたと実感している。これからも地域一体となって、鶴見区の安全・安心を守っていく」と話した。

 訓練回の結果は以下の通り。

▼最優秀隊(1位)=第八分団

▼優秀隊(2位)=第七分団

▼優良隊(3位)=第六分団

【優秀選手】※敬称略

▼最優秀指揮者=第七分団 班長 田村忠大

▼最優秀一番員=第五分団 団員 長島市朗

▼最優秀二番員=第九分団 班長 篠崎健一

▼最優秀三番員=第二分団 班長 浦上恵路

最優秀隊に輝いた第八分団

優秀隊となった駒岡、上末吉、下末吉などを管轄する第七分団

優良隊の第六分団は元宮、尻手、市場から平安町などを管轄する


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