劇的逆転トライで優勝 鶴見小学校タグラグビー「鶴見鳳凰」 神奈川県大会制す
全国叶わずも最終戦で雪辱
鶴見小学校を拠点に活動する鶴見タグラグビークラブのトップチーム「鶴見鳳凰」が1月28日、横浜スタジアムで行われた第47回神奈川県タグラグビー大会(一般社団法人神奈川県ラグビーフットボール協会主催)で優勝を果たした。
タグラグビーは、腰につけたタグを取ることで、タックルのような接触プレーを少なくしたラグビー。安全なスポーツとして小学校などで体育などにも取り入れられている。
鶴見タグラグビークラブは、2018年に創立。現在、年長から小学校6年生まで64人が通う。
昨年度には初の全国大会出場を果たすなど急成長中。今年度も2年連続を目指したが、12月にあった全国につながる県大会トーナメントで敗退し涙を飲んでいた。
ラストワンプレーで逆転
今年のトップチーム「鶴見鳳凰」には、選抜された7人が所属。
神奈川大会では、県内23チームが顔を揃えた5・6年生対象のジュニアの部に出場した。
当日は5〜6チームにわかれた予選リーグを1位で突破。A、Bの2ブロック制となった決勝戦では、ざまモンキーズと対戦した。
決勝戦は、1点先制されたまま終了が迫る苦しい状況だったが、ラスト1分半に同点に追いつく展開に。
プレーが途切れた時点で終了を告げる鐘が鳴り響く中、ラストワンプレーで逆転トライを奪い、見事に頂点をつかみとった。
A・Bブロックの優勝決定戦は行われなかっため、両チーム優勝となったが、劇的な勝利に選手、コーチ、保護者らは喜びを分かち合った。
編集部に寄せられた優勝メンバー、久島拓也ヘッドコーチのコメントは以下の通り。
キャプテン・大久保虎珀さん(6年)
「自分は小5の始めから入部して優勝するために頑張ってきまし
加藤じゅん平さん(5年)
「キャプテン虎珀の最後の公式試合だったので絶対に優勝したか
加藤恵麻さん(5年)
「全力を出すことが出来ました。ハマスタで勝てて良かったです」
清光凪美さん(5年)
「みんなで全力を出し切れたから優勝できたのだと思いました」
山田晟太郎さん(5年)
「キャプテン虎珀のために頑張りました。優勝を勝ち取ることが
樽邉里莉亜さん(5年)
「ハマスタで全力を出せて勝てて嬉しかったし、油断せずに来年
寺本美緒さん(5年)
「ボールを置いてから、トライの判定が出るまで、とてもドキド
久島拓也ヘッドコーチ
「キャプテン虎珀は、一年間最初から最後まで6年生一人でチー