パレードで沿道の子どもたちに応える消防署員

鶴見銀座商店街に10台登場

 令和5年鶴見区消防出初式の展示・パレードが1月7日、鶴見銀座商店街で行われ、多くの親子連れなどが鶴見の“消防ヒーロー”たちとふれあった。

 出初式は、一年の防火・防災を願い、消防力を一般に披露する場として実施される新年の恒例行事。

 例年は大本山總持寺の大駐車場で開かれていたが、新型コロナにより一昨年が中止となり、昨年は式典のみ鶴見区賀詞交換会と合同で開催していた。

 消防車両などの展示、乗車体験やパレードは昨年も鶴見銀座商店街であったが、人を集めないようにとサプライズで企画。今年は事前告知のうえ実施された。

京急鶴見駅側の商店街入口から、消防車両を率いて先導する潮田中マーチングバンド

車両内部や資機材の見学も

 当日は、ふれあい消防フェアと題し、消防車両など計10台を展示。普段なかなか見られない車両内部や、資機材なども見学でき、参加した親子らは貴重な機会を楽しんでいた。

 また、クライマックスとなった消防パレードでは、昨年末の全国大会で金賞を受賞した潮田中学校マーチングバンド「YOKOHAMA Pacific Winds」が先導。

 展示車両10台の列に加え、鶴見消防団の一糸乱れぬ徒歩行進が沿道に詰めかけた観客らを魅了していた。


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