迅速かつ正確な操法技術を競う訓練会(大本山總持寺大駐車場で=鶴見消防署提供)

東芝エネ 小型ポンプ、屋内消火栓 2部門で最優秀

 鶴見区自衛消防隊消防操法技術訓練会が先ごろ大本山總持寺大駐車場で行われ、区内事業所に設置される自衛消防隊が消防技術を競った。

 自衛消防隊は、各事業所に勤務する社員らで構成される自衛組織。訓練会は小型ポンプ、屋内消火栓の二部門で実施され、模擬消火までのタイムや正確性などを競う。コロナ禍で3年ぶりの開催となった。

 当日は小型ポンプ4事業所、屋内消火栓11事業所が出場。両部門とも、東芝エネルギーシステムズ㈱京浜事業所が最優秀となった。

 10月12日には同社で表彰式を実施。鶴見区自衛消防組織連絡協議会の生田目嘉洋会長から表彰状が贈られ、鶴見火災予防協会の神村雅彦会長から激励品の贈呈があった。

 両隊は10月25日、横浜市消防局消防訓練センター(戸塚区)で開かれる横浜市消防操法技術訓練会に、鶴見区代表として出場する。

 小型ポンプの部の木曽翔太さんは「市大会でも屋内消火栓とダブル優勝を目指したい」とし、屋内消火栓の部の馬場洋乃さんは「市大会でも優勝し、訓練を行うために協力いただいた事業所の皆さんに応えたい」と意気込みを語った。


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