鶴見区新年賀詞交換会に250人 区内代表者らが始まり祝う 「区100年に向け団結して盛り上げを」
鶴見区新年賀詞交換会が1月11日、キリンビール横浜工場のホールで開催され、集まった区内団体や企業の代表者ら250人が新年の始まりを祝った。
賀詞交換会は、一年の始まりにあいさつを交わす場として実施されるもの。
鶴見区では、住民組織である鶴見区自治連合会をはじめ、鶴見区工業会や商店街連合会、鶴見法人会などの各種業界団体らによる実行員会が主催して開かれている。
琴演奏や獅子舞が華添え
当日は、来賓として鶴見区選出の国・県・市会議員らが顔をそろえたほか、区内自治会・町内会や団体、企業などから代表者が出席。
鶴見区茶華道協会による生け花の作品が会場を彩り、鶴見邦楽連盟が琴の演奏で来場者を出迎えるなか、生麦囃子保存会が演奏を披露するなど、新春ムードたっぷりに進められた。
2年後に向け「準備スタート」
実行委員長として年頭のあいさつに立った鶴見区自治連合会の宮野昌夫会長は「一人ひとりが鶴見を支えてくれている」と感謝の言葉を口にしつつ、「あと2年で鶴見区は100周年となる。長いようで短い。皆さんの力添えを頂きながら記録に、記憶に残るものにしていきたい」と意気込みを語った。
宮野会長は「周年を盛り上げるには今から準備が必要。今年はアイデアを集めて練っていきたい」とし、2027年の本番を迎える準備を進めていく考えを示していた。
鶴見区の渋谷治雄区長は、友好交流都市である石川県輪島市の震災や豪雨災害を振り返り、「区としても防災を重要課題ととらえ、引き続き安全な鶴見区を目指して対策を進めていく」とあいさつ。
100周年についても「地域の鶴見に対する熱い思いを感じる。区も先頭に立ち、一致団結して盛り上げていきたい」としたうえ、「一つの通過点として、次の100年まで成長する鶴見区であるように協力を」と話した。