軒先などに“星”が連なる水道道(横浜信用金庫馬場支店前から内路方面を撮影)

 星型のイルミネーションでまちをつなぐ企画「スターロード」が、今年も寺尾や馬場地域を中心に12月1日から始まり、星明かりが道を照らしている。

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 スターロードは1999年から、「新世紀を迎える子どもたちにプレゼントを」と馬場周辺の地域住民有志が発案。趣旨に賛同した個人や店舗、施設などが、シンボルとなる星型のイルミネーションなどを飾る取組として、今回で26年目を迎える。

 当初は「水道みちスターロード」として周辺のみでスタートしたが、現在は響橋(めがね橋)から獅子ケ谷通り方面や鶴見駅側などにも広がりを見せている。

響橋(めがね橋)そばの寺尾地域ケアプラザ

時間経過で明かりが変化する横浜馬場郵便局のイルミネーション。家々で工夫を凝らしているのも楽しめる

参加者集い点灯セレモニー

 開始日となる1日、馬場町南部自治会館で点灯式を実施。来賓として招かれた鶴見区の渋谷治雄区長による点灯セレモニーが行われるなか、参加する区民らが変わらぬ開催に心を寄せた。

 式典前にはサンタクロースとトナカイによる恒例のお菓子配りのほか、地元のハンドベルグループ「グリーンベル」による演奏会も開かれ、点灯に華を添えた。

 発起人の一人で馬場町南部自治会の宮野昌夫会長は「道から丘へ、皆さんの協力による広がりには感謝の一言しかない。未来の子どもたちに残していけたら」と話した。

 点灯は1月15日まで。

鶴見区・渋谷区長(左)による点灯セレモニー

ハンドベルグループ「グリーンベル」がこの季節らしい音色を響かせた


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