秋の夜彩る300の明かり 横溝屋敷「竹とうろうまつり」に感嘆の声
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獅子ケ谷のみその公園「横溝屋敷」で9月21日、園内の竹林を灯ろうで飾る「竹とうろうまつり」が開かれ、300本の温かな明かりが来場者を楽しませた。
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横溝屋敷は江戸時代の農村生活を学べる横浜市指定有形文化財の古民家。
竹とうろうまつりは、季節ごとのイベントを企画している同施設で、中秋の名月となる9月中下旬に行われている恒例行事。
灯ろうは園内の竹を利用。コロナ以前まではロウソクの火を浮かべていたが、文化財でもある施設の安全面などを考慮し、昨年からLED電球を使用している。
今年は300本の竹とうろうを用意。柔らかな明かりが園内の竹林に飾られ、「すごくきれい」「素敵な雰囲気」と来場者から感嘆の声が上がっていた。
イベントでは、歌謡コンサートや子ども向けコーナーもあり、親子連れが秋の夜を楽しむ姿もあった。
新田弘子館長は「楽しみにしてくれている人たちがいて有り難い。LEDでもロウソクと遜色なく、安全面も問題ない。季節を感じられるイベントの一つ。来年も企画したい」と話した。