捨てられない写真を“供養” 馬場の写真館・セントラルスタジオが23日まで「家に眠る写真」募集中
神奈川県写真師会による「写真供養」
神奈川県写真師会に加盟する横浜市鶴見区馬場の写真館・セントラルスタジオが、7月3日㈬に川崎市高津区の養周院で行われる「写真供養」に持ち込む写真を募集している。
写真供養は、思い出が詰まった写真、故人の写ったもの、心霊写真など、捨てることができないプリント写真を寺院で焚き上げ、供養しながら処分するというもの。
神奈川県写真師会の社会貢献活動の一環として実施している。
「処分に困っていた」の声も
「生まれてから亡くなるまで、お宮参りや七五三、遺影写真など、私たち写真館をご利用いただき、一生をともにした写真の処分まで任せてもらえるのは、お客さまへの感謝でもあり、地域密着の写真館としての役割、責任でもある」
代表の藤井大輔さんはそう語り、写真供養への参加を呼びかける。
実際、開始以降毎年多くの写真が集まっており、「処分に困っていた」という声も届いているという。
23日まで受付、50枚まで無料
A4サイズ以下の紙プリント50枚未満まで無料。50枚以上またはアルバム等は有料となり、追加50枚につき1,000円、アルバム1冊につき2,000円がかかる。
写真は印刷されたプリント写真のみで、データやフィルム、付属する額縁やパネルなどは対象外となる。
受付場所はセントラルスタジオ(横浜市鶴見区馬場5−22−14)。不在の場合があるため、事前予約のうえ持参。郵送でも可。受け付けは6月23日㈰まで。
供養は7月3日㈬14時から、川崎市高津区久地にある養周院で執り行われる。供養の見学も可能。
問い合わせ・申し込みは、セントラルスタジオ045−582−0512。