飲酒運転根絶にかけ、大根を配る参加者

 飲酒運転の根絶を目的に、「大根絶」という語呂に合わせて大根を配布する交通キャンペーンが、12月8日、岸谷3丁目交差点付近で行われた。

 「飲酒運転大根絶運動」と呼ばれる啓発キャンペーンは、生麦第二地区連合会(山崎省三会長)が主催。

 同連合会が鶴見警察署や鶴見交通安全協会、鶴見安全運転管理者会などと協力して実施している恒例行事で、山崎会長によると30年以上行われているという。

横浜信用金庫生麦支店岸谷出張所そばにある岸谷3丁目の交差点で行われたキャンペーン

用意された大根

大根160本運転手らに 飯塚署長も協力

 当日は東寺尾の農園で育てられた大根160本を用意。参加者たちが信号待ちで一時停止した車に声をかけ、「飲酒運転根絶」と書かれたチラシとともに大根を手渡して啓発した。

 今年は鶴見警察署の飯塚博史署長も駆けつけ、配布に協力。「年末年始は飲酒の機会も多くなる時期。地域の方と啓発ができて有り難い」と話した。

 山崎会長は「地域の風物詩になっている。交通安全の意識を高める取組として、来年以降も続けていく」とした。

車に乗る人たちは突然のことに驚きながら、「ありがとうございます。気をつけます」と笑顔で応じていた

鶴見署の飯塚署長も大根を片手に啓発

笑顔でドライバーに呼びかけていた


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