“星がつなぐまち” イルミネーション企画「スターロード」 25年目の点灯
響橋(通称=めがね橋)から馬場方面に走る水道道を中心に、星型のイルミネーションで地域をつなぐ企画「スターロード」が、今年も12月1日に始まった。
スターロードは、有志の区民らが「新世紀を迎える子どもたちへの光のプレゼントを」と、1999年からスタート。
趣旨に賛同した周辺の施設や店舗、個人などが、手製の星型イルミネーションを飾るという企画だ。
開始以来、代表を置かない実行委員会形式として、口づてなどで設置箇所が拡大。今年で25年目を迎えた。
現在でも年々賛同は広がり、当初の水道道から獅子ケ谷通り沿いなど、星型のイルミネーションの明かりが増加している。
「道から丘に」 星が照らす地域
スタート日となった1日、横浜信用金庫馬場支店前ではサンタクロースとトナカイによる恒例の子ども向けお菓子配りも実施。
馬場町南部自治会館で開かれた点灯式では、地域のハンドベルグループ「グリーンベル」がクリスマスの楽曲を披露した。
式には、企画に参加する施設や区民ら関係者が出席。会場には企画のシンボルとなる星型のイルミネーションが飾られ、鶴見区の渋谷治雄区長による点灯セレモニーもあった。
発起人の一人で馬場町南部自治会の宮野昌夫会長は「スタートから四半世紀。年々広がりを見せ、道から丘を照らす明かりになってきた。気持ちでつながっていることがありがたい」と話した。
点灯期間は1月15日までとなっている。