子どもたちも参戦。体力差などはあまり関係のないモルックならでは交流も

「世代問わずみんなで」 体験会で地域に広め開催

 佃野町内会主催の第1回TSUKUNOモルック大会が3月21日、佃野公園隣のグラウンドで行われ、老若男女約50人が交流を楽しんだ。

 モルックは、スキットルと呼ばれる数字のついた木製のピンに向け、一定の距離から木の棒(モルック)を投げて50点ちょうどを目指す競技。

 モルック大会は、コロナ禍で町内会イベントなどの多くが中止となるなか、「何か企画したい」と佃野町内会の青年部メンバーが発案。

 メディアでモルックを知り、「初体験の人が多いスポーツなら、世代問わずみんなで楽しめるのでは」と実施にいたった。青年部によると、開催にあたっては事前に体験会を重ね、モルックを町会内に広めていったという。

若い年代の企画に感謝の声 交流復活に喜び

 交流を目的に開かれた大会当日は、家族や町内会役員ら12チームが参加。

 大会にも出場した佃野町内会・畑山實会長は「若い人たちが企画してくれるのはありがたい。コロナで制限があるなかでも、できることをやってきた。こうして少しずつ交流が復活してうれしい」と笑顔だった。

 佃野町内会青年部部長として大会責任者を務めた小林幸輔さんは「幅広い世代で交流し、顔なじみになってもらえれば。結果は大成功。今後も定期的に開催したい」と意欲を示した。

 大会結果は以下の通り。

▽1位=雀の会▽2位=どんぐり▽3位=IEYASU▽4位=鶴見中央ケアプラザ、メンズシニアの会

各チーム真剣勝負を展開した

第一回大会を制覇した「雀の会」(写真提供)


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