佃野町の居酒屋「やきとり からあげ 楽匠(らくしょう)」が、4月9日に発表された第16回からあげグランプリ®の弁当部門で金賞を獲得し、昨年の東日本しょうゆダレ部門に続き、2つ目の栄冠を手にした。

 からあげグランプリは、日本一おいしい唐揚店を決める大会として、(一社)日本唐揚協会が主催。2011年からスタートし、今回で16回目を数える。

 しょうゆや塩といった味のほか、スーパー総菜、弁当など、全国をブロックにわけ、各部門ごとに全国各地の「からあげ自慢」が味や出来栄えなどを競う。

 弁当部門は21店舗がエントリー。インターネット投票と試食審査を経て、11店が金賞を受賞した。1店舗のみに贈られる最高金賞は、「鎌あいな」(鎌倉市)の特製からあげ丼が輝いた。

弁当部門の賞状を手にするオーナーの山崎さん。壁に飾られているのは昨年の賞状

こだわりのからあげとそぼろの贅沢弁当

 楽匠は、潮田出身のオーナー・山崎匠さんが2005年に開業。コロナ禍に現在の場所に移転し、営業を続けている。

 今回、金賞を獲得した弁当は「贅沢!からあげそぼろ弁当」。

 からあげは、昨年同グランプリで金賞となった逸品で、鹿児島県産の銘柄鶏・さつま純然のもも肉を使ったもの。

 開店当初から改良を重ね、生のにんにくとショウガを使ったつけダレが特徴だ。

 そして、ごはんにたっぷりかかった鶏そぼろは100%国産鶏のもも肉を使用。お酒に合うようにと甘じょっぱく仕上げたという味付けは、開店時から変わらず人気の味だという。

同店人気商品の〝合わせ技〟という贅沢!からあげそぼろ弁当(918円税込)

「最高」取れず悔しさも2年連続に喜び

 弁当は、コロナ禍、テイクアウト需要に応えて開始したもので、人気商品の「合わせ技」として、同店人気№1の商品となっている。

 金賞受賞を受け、山崎さんは「最高金賞が取れず正直悔しさは残るが、金賞でも光栄。2年連続でまた一つ冠が増えた」と喜んだ。

 来年以降についても「エントリー方法などが変わるそうなので、そのあたりを見極めながらできるならリベンジしたい」と話した。

【やきとり からあげ 楽匠】

■住所 横浜市鶴見区佃野町19−9明光ビル

■営業時間

・店内 11時30分〜14時(L.O13時30分)/17時〜23時(L.O22時) ※昼のみ米が売り切れた時点で終了の可能性あり

・テイクアウト(からあげ単品、各種弁当) 11時〜14時(L.O13時30分)/17時〜21時

■定休日 日曜 ※金曜日のみランチ休業

■問い合わせ 045−834−5097


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