通路を半分にわけ、歩行の妨げにならないように実施された清掃

 JR鶴見駅の東西口をつなぐ東西自由通路で先ごろ、(一社)横浜建設業協会鶴見区会(隅田賢一会長)によるボランティア清掃が行われた。

 横浜建設業協会は、市内建設業で組織される団体で、横浜市と結ぶ防災協定をもとに災害時の道路整備などの貢献活動を行っている。

全体の流れを確認する会員たち

 鶴見駅東西自由通路のボランティア清掃は、鶴見区会による地域貢献の一環で、鶴見土木事務所の協力のもと実施されているもの。

 例年8月10日の「道の日」を啓発する企画として行われていたが、近年の猛暑を考慮し、一昨年から秋ごろに変更している。

 管轄する鶴見土木事務所によると、水を使用した大規模清掃は同会による年に一度の清掃のみという。

洗剤を使ってデッキブラシで床面を磨く

 当日は会員ら約30人が参加。橋長約60mの通路を半分ずつにわけ、通行を止めずに清掃を実施した。

 高圧洗浄で汚れを流したあとデッキブラシで磨き、水洗いから拭き取りまでを半分ずつ行い、手すりやガラス部分などは雑巾がけで1年分の汚れを落とした。

高圧洗浄でほこりを流しだす

手すりなど細かな部分は雑巾で清掃


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