レールで“つながる交流” 11月23日㈯「みんなのプラレール広場」 鶴見中央コミハで初開催
鶴見中央地区社会福祉協議会がNPOらと連携
鉄道玩具として有名なプラレールで多世代をつなぐ交流企画「みんなのプラレール広場」が、11月23日㈯10時〜16時まで、鶴見中央コミュニティハウス=鶴見区鶴見中央1−31−2シークレイン2階=で開かれる。
主催は鶴見中央地区社会福祉協議会。運営には、区内で児童支援活動を展開するNPO法人サードプレイスが連携。同地区子ども育成会と老人会が協力する。
「広いスペースで思う存分プラレールで遊びましょう」と関係者は参加を呼びかけている。
課題解決へ多世代を「つなぐ」
みんなのプラレール広場(以下みんプラ広場)は、鶴見中央地区社協の取組として、同地区鶴見中央中町会の会長でもある八木幹雄さんが考案。
八木さんは、目に見えにくい福祉の活動を考えるなか、「多世代でつながるものは何か」という視点からプラレールの活用に行き着いた。
「高齢者の認知症、母子の孤立、子どもの貧困、障がい者の課題など、『つなぐ』というキーワードで結びつけられるのではと思った」と着想したポイントを話す。
そんなとき、八木さんも親交のあるNPO法人サードプレイス(須田洋平代表)が、子どもの居場所で使用するためのプラレールを募っていることを知り、協力を依頼。
将来的に集めたプラレールの貸し出しなど、鶴見区全体へ広げていく思いなどが合致し、みんプラ広場の実現に至った。
整備作業も実施 “遊び放題”の第1回目へ
寄付は5月の三ツ池公園フェスティバルなどを通して募集。現在、コンテナで10箱分ほどが集まった。
11月10日には、ボランティアを募り整備作業を実施。車両の動作確認や細部の清掃など、準備を進めてきた。
当日は、鶴見中央コミュニティハウスのレクホールを会場に、7m四方ほどのスペースを用意。
自由にプラレールで遊べるほか、東宝タクシー、YOUテレビといった区内協賛企業が「小さなお仕事」として提供するチラシ折りなどを手伝うとお菓子が進呈される企画もある。
また、県立鶴見高校プラレール班による企画展示も行われる予定だ。
参加無料。申込不要で入退場自由(参加状況により入れ替え制となる場合あり)。
問い合わせは八木さん090-2166-1010。
みんなのプラレール広場
■日時:11月23日㈯10時〜16時
■会場:鶴見中央コミュニティハウス(鶴見区鶴見中央1−31−2シークレイン2階)
■参加無料、事前申込不要、入退場自由(入れ替え制となる場合あり)
■主催:鶴見中央地区社会福祉協議会
■問い合わせ:同会・八木さん090-2166-1010